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TA7310Pをそろそろ使ってみる

2009/10/23

先日まで頒布していたDBM-IC、TA7310Pのテストをそろそろしてみる事にします。
たくさん頒布したくせに、自分ではあまり実験していなかったので反省の意味も込めて・・・・(^^;;

とりあえず、データシートに等価回路が記載されていますので、よく観察します。
内部の回路が分かれば、ある程度は動作原理などが分かるかと思います。

電源電圧も10V程度になっているようなので、定格に気を付けて飛ばさないように注意しましょう。

頒布でお送りした方々からも、製作の報告がチラホラ入って来ているんですが、「キャリアサプレッションが良くない」という話が多いですね。
英語で言われても分からんわーという方もいると思いますが(私もそうです(笑)、要するに「搬送波の抑圧が良くない」という事ですね。
DSBの電波を作り出そうとしても、搬送波(キャリア)が残ってるんで電波が汚い?のでしょうか。

そもそもが、主にCB機用に向けて開発されたICですから、DSB・SSBは想定外だったんでしょうね。
追々、実験していきます。

さっそく回路を組むんですが、さいきん生基板の在庫が減ってきましたので、ジャンクを再利用します。

相当昔のパソコンに付いていた、30pinのSIMMモジュールが目に付いたので、メモリーチップを引っぺがして、ダイソーで売っている薄い銅板を接着剤で貼り付けました。
これで生基板の完成です。(汗

尚且つ、ISAスロット基板から4ピンづつにカットして貼り付け、ICをハンダ付けです。
ICのピンの数だけランドを切ったり貼ったりしなくて済むので超便利です。(^^;;

とりあえず、発振回路の実験からやってみました。
水晶は頒布していた「7.108026MHz」です。
JJ1WKN局が実験されていたのと同様、同調コイル無しで実験してみましたが、非常に良好です。
3番ピンから発振出力を取ってみましたが、1mW程度は出力されているようです?
電源のレギュレーターICが78L06しかなかったので、電源電圧は6Vです。

とりあえず実験してみた回路図です。
ジャンク部品で組んだので、定数は適当です。
ですが、意外と安定しています。
たまにパラパラっと1〜2Hz動きますが、特に問題は無いかと思います。
もしかすると電圧も影響するのかもしれません?

たったこれだけでトランジスター2石相当の発振回路が組めるので、簡単で良いですね。
発振回路のみ使用するような感じでも良いかもしれません。

という訳で、局発部が簡単に出来たので、仕事が終わった後の空き時間を使って受信機を組んでみました。
出来上がったのが夜だったので、さすがにアマチュア局ではなく怪しい中国語が聞こえてきますが、まあとりあえず動作しているようです??

回路はとりあえずこんな感じです。
とりあえず何か聞こえるかテストという事で、同調コイルは1個のみ使用しました。
低周波アンプもつけていないので、クリスタルイヤフォンで微かにしか聞こえませんが、一応はなんか聞こえたという事で・・・・(^^;;



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