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50.62MHz AM スポットトランシーバーの製作

2009/04/30 作成
2009/05/11 加筆

先日、50.60MHzの水晶を50.62MHzに可変させる実験に成功しましたので、早速50.62MHzスポットトランシーバーを製作しました。
受信部の局発も50.145MHzの物を50.165MHzに可変させてみました。

今回は写真をほとんど取らなかったので、いきなり完成です。(^^;;

手前が送信基板、奥が受信基板です。
いつも失敗ばかりするので、初心に戻って基板を別けてみました。
送信部の構成は以下の通りです。
・発振:2SC945
・増幅・変調:2SC1907
・ファイナル:2SC1907

共立エレショップで2SC1907が42円だったので購入して使ってみました。
変調はトランスレス変調としました。
最初、ST-32で変調を掛ける予定だったのですが、なぜかトランスを繋ぐと異常発振してしまったので急遽変更しました。

受信部は、JR3KQF局が公開されている回路を使用しました。
発振部のみ、先日実験した発振回路に変更して有ります。
ご覧の通り、JR3KQF局に頒布してもらった50.145MHzの水晶で50.165MHzが問題なく発振できました。
ただ、やはり電源電圧が5Vでは安定せず、発振部のみ9Vを掛けて有ります。
この辺りがもう少し検討の余地アリですね。

現在はまだバラックで動作確認を行っている所ですが、特に問題なく使用出来そうです。
これで北海道のJR8DAG局などとQSO出来るかな!?

回路図は近いうちに掲載したいと思います。



以下 2009/05/11加筆

連休中に仕上げる予定が、風邪をこじらせてしまい延び延びになってしまいました。
こんな感じで木製ケース(元はPIONEERのスピーカーボックス)を作って組み立てていたのですが、ニスを塗っている段階で大昔の鉱石ラジオっぽい感じというか色になってきたので、ちょっとマズイと思い断念しました。
なかなか上手くいかないもんですね。

結局、ハンディ機用の電源を途中まで組み立てていた、55x80x120mmサイズのアルミケースをバラして使用しました。
基板は2段重ねで収納しました。

このアルミケース、中がやけに酸化?していたんですが、よくよく思い出したら、15年ほど前に鹿児島で水害があったときに、パーツショップで水に浸かった物を安く譲ってもらった物だったような気がします。
こんな形で再利用する事になるとは思ってもいませんでした。

ご覧の通り、フロントパネルはパソコンで印刷したものに保護フィルムを貼り付けました。
送受信周波数である。【50.620MHz】を7セグLEDっぽく印刷してみたところがポイントです。 遠目から見たら分かりません。(笑)
調子に乗って、アナログのSメーターも印刷しようかと思いましたが、スペースの関係で断念しました。(^^;;
外側はブルーのカッティングシートを貼ってみました。

電源スイッチは音量ボリュームと兼用とし、ケースが小さくてリレーを組み込むのが面倒だったので、 トグルスイッチで送受信を切り替えるようにしました。

あと、受信部のアンプに使う予定のLM386が電圧の掛け過ぎで焼けてしまい(汗)、手持ちが無くなってしまったのでNJM2073を使ってみたのですが、こちらも上手く安定しなかったので、TA7368APを使用しました。

今後は、内部に単4充電池を10本搭載する予定です。
残念ながらスペースの関係でスピーカーが内蔵出来なかったので、この辺りを何とかする予定です。
とりあえず週末辺りに感度の確認も兼ねてワッチしてみる予定・・・

送信機系統図
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